千葉メディカルセンター 看護部採用情報

中堅(10年目) Mさん

MESSAGE & NURSING STORY

循環器看護の奥深さと手応えを再認識、
学びと気づきの毎日です

中堅(10年目) Mさん

所属 6B 循環器内科・心臓外科病棟

スポーツ整形から循環器へ、新しいことも積極的に

現在循環器病棟勤務、看護師歴10年目、当院の専門学校出身です。入職後最初の配属は整形外科病棟でした。自分自身がバスケットボールをやっているため、スポーツ整形もあるという点で興味がある分野でした。4年ほど勤務を続けたのですが、手術の多さや高齢患者さんの多さなどから整形外科だけの知識経験では不安を感じるところが出てきました。

いずれまた整形外科での業務をもっと深めていくために、次に興味があった循環器の勉強をという思いから循環器病棟に異動しました。その後消化器外科病棟に異動、産休に入り、産休明けから2度目の循環器病棟に配属になりました。

循環器の奥深さは経験しないと分からない

病棟は循環器内科と心臓血管外科との混合病棟で、さらに心臓カテーテル室業務も兼務しています。病棟勤務との兼務という形は珍しいのですが、カテーテル治療は以前に比べ治療の幅がかなり広がっていて、改めておもしろさを感じながら仕事をしています。

先日も緊急カテーテル治療に携わりました。何とか一命をとりとめた患者さまは、ICUを経て循環器病棟に移られ、今では自立され会話も問題ないところまで回復されています。緊急のカテーテル治療から、その後の病棟でのケアにも携われることがこの病棟勤務の魅力だと思います。その患者さんには私の娘と同じくらいのお孫さんがいらっしゃるそうで「助けてくれて感謝している」との言葉をいただき、大きなやりがいを感じました。

現在は育児と仕事の両立でキャリアアップについて具体的に考える余裕がありません。ただ、もともと整形外科のための勉強にと思って始めた循環器領域のおもしろさに気づかされた今、心臓について学びを深め、急変時に冷静に対応できる看護師を目指して日々やっていきたいとは思っています。

先輩の立場だからこそ「一緒に学ぶ」姿勢で

経験を重ねると教育する側の立場になります。新人教育に携わることの多い3年目4年目の頃には気付けなかったことに、今になって気付くことがあります。

決まりごとやルールには必ず根拠があり、治療内容にはプロセスがある。教える立場になってからは、そういうところまでを新人さんにも教えていきたいと思っています。また、自分でもわからないことや知らないことがあれば、一緒に学ぶという姿勢で関わっていきたいです。

「ママさんでも働きやすい」を実感しています

循環器病棟は私と同じママさんナースが多い職場なので、小さい子どもを持つ同僚にとても理解があります。「子どもを長時間預けて仕事を頑張っているのは自分だけじゃない」ということを改めて認識実感できるところがすごくいいなと思うのです。やはりどうしてもちょっとした罪悪感もあるなか、同じように仕事をしている人、頑張る姿を見られるのがとても励みになっています。子どもがいるから無理だと思わず臆せず来てもらえたら嬉しいです。