重要なお知らせ IMPORTANT NOTICE
- 2024.09.03 医薬品自己負担の新たな仕組み(*2024年10月1日より)
- 2024.07.29 病院駐車場 運用変更のご案内(*2024年8月1日より)
- 2024.07.23 『院外処方』へ変更のお知らせ(*2024年8月1日より)
壁に向かって立ち、手の小指側を軽く壁に押しあてたまま、滑らせるように腕を挙上します。このとき、運動の半ば頃から肩の先端を少しずつ挙上するように意識して滑らかな肩甲骨の動きを引き出すようにします。
肩甲骨は肩の運動の約1/3を担うとされています。そのため、肩甲骨の動きが不足したり適切でなかったりすると、肩関節に多大な負担がかかります。紹介した方法は、肩甲骨の上方回旋という動きが不足している場合に、これを正常にするため実施します。
この時、三角筋や肩甲骨周囲筋群によるトリックモーション(ごまかし運動)を防ぎながら実施します。
腱板は、投球動作や水泳などで傷めやすい筋であり、十分なケアが必要です。しかし、肩には腱板を代償して作用する筋が多数あり、適切にエクササイズしないとトリックモーション(ごまかし運動)が生じて逆効果になってしまいます。紹介したエクササイズも肩の回旋軸にずれが起こらないように力加減が必要で、専門家による指導が望まれます。