重要なお知らせ IMPORTANT NOTICE
- 2024.09.03 医薬品自己負担の新たな仕組み(*2024年10月1日より)
- 2024.07.29 病院駐車場 運用変更のご案内(*2024年8月1日より)
- 2024.07.23 『院外処方』へ変更のお知らせ(*2024年8月1日より)
ハイブリッド手術室は、通常の外科の手術を行う部屋に、カテーテル治療を行う部屋が融合した次世代型マルチ手術室です。カテーテル治療を行う装置は手術室融合型システムとして新たに開発されたフィリップス社製の最新装置AlluraClarity FD20ORT システムが導入されました。
装置外観
Cアームの稼働範囲が拡大
フィリップス社製AlluraClarity FD20ORTは手術室の中を広範囲で移動できるFlexMoveレールシステムを採用し、術中に様々な診断機器の映像を装置に融合したり、必要に応じて3Dの画像をその場で作ることも可能です。このような先進機能が整備された事により、安全に最先端手術を行うことが可能となります。
ステントグラフト(参考)
心臓カテーテル検査や、ステントなどを用いたカテーテル治療(最先端治療)をご提供するため、新しい循環器系血管撮影装置が2台稼働します。最新装置では、従来にない低X線量(従来の50%を超える被ばく低減を実現)にて高度診断画像が得られる革新の次世代技術、ClarityIQテクノロジーを搭載したAlluraClarity FD10C(フィリップス社製)とAlluraClarity FD10/10(より複雑な病気の部位を同時に2方向から観察できるバイプレーンシステム)になります。また、このシステムにはX線撮影装置で撮影される診断画像に加え、事前に行われた様々な検査による診断画像を同時に閲覧できる最新型の映像システムを備えた大型モニターを装備しております。
AlluraClarity FD10C
AlluraClarity FD10/10
ステントなどを使用する最先端のカテーテル治療においては治療を行うX線照射方向を様々な方向から選択決定すること、および、ステント治療後の手術評価をその場で確認することが必要となります。搭載する機能として、治療する方向を決定するXperSwing(多軌道回転撮影機能)とステント治療後にステント形状を強調し観察が可能となるStentBoostSubtract(ステント強調処理表示機能)が装備され、治療の時間短縮・負担軽減が可能となります。
XperSwing(多軌道回転撮影機能)
StentBoostSubtract(ステント強調画像)