• 古い角質を剥がし、皮膚の再生を促します。
• 皮膚腺の働きを抑え、皮脂の分泌を減らします。
• コラーゲンの分泌を高め、皮膚の張り、小じわの改善をもたらします。
• ヒアルロン酸の分泌を高め、皮膚をみずみずしくします。
• ビタミンＣ誘導体は、メラニン色素抑制作用、コラーゲン合成促進作用、皮膚の分泌抑制、活性酸素除去作用があります。

しみ、あざ、色素沈着の治療

使用方法

朝と夜に以下の方法で塗布します。洗い流す必要はありません。

5以下は朝のみ

1. 泡立てた洗顔料でお肌を擦らないように洗顔します。
2. ビタミンＣ誘導体ローションを顔全体になじませます。
3. トレチノインを指示された部位に綿棒で薄く塗り、乾かします。
4. ハイドロキノンを指示された部位に綿棒で塗ります。
5. HQコンシーラーを指示された部位に塗ります。
6. 日焼け止めを顔全体に塗ります。
7. 日焼けしないように厚めにお化粧します。

乳輪・乳頭の色素沈着の治療

使用方法

朝と夜に以下の方法で塗布します。洗い流す必要はありません。

1. ビタミンC誘導体ローションを乳輪・乳頭全体になじませます。
2. ゲンタシン軟膏を乳輪の外側に塗ります。
3. トレチノインを乳輪・乳頭全体に綿棒で薄くはみ出さないように塗り、乾かします。
4. ハイドロキノンを乳輪・乳頭全体に綿棒で塗ります。

主なリスク、副作用等

• 妊娠、授乳中の方は治療をお控えください。治療中は避妊をしてください。
• 目の周りや口角は反応が強く出やすいため、トレチノインを塗らないでください。
• 治療効果の出方、治療の期間には個人差が有るため、定期的に診察を受けてください。
• 治療を開始すると2～3日で反応し始め、皮膚に赤みがでたり、皮膚が薄くはがれたり、塗布直後に少ししみることがありますが、心配ありません。はがれた皮膚は剥いたりせずに自然に取れるまで優しく扱ってください。
• 皮膚の脆弱化
  治療部位やその周辺の皮膚は健康な皮膚と比較して弱くなっています。こすったり掻いたりすると、皮膚が剥げ落ちてしまいきずあとになります。
• 痛み
  痛みが強い場合は、トレチノインの使用を1日1回～2日に1回程度に減らしてください。
• トレチノインを塗らない時も、他のお薬は塗布してください。
• びらん
  皮膚が切れたりじくじくしたりする場合は、トレチノインの使用をお休みください。
• かぶれ
  はれ、むくみ、かゆみ、湿疹などの異常が生じた場合は、治療を中止してください。
• 病変の残存
  深い病変は薄くならないことがあり、レーザー治療が必要となる場合があります。

料金

美白（しみ・色素沈着・乳輪黒ずみ）/ 美白剤（院内製剤）