緩和ケアとは

がんなどのご病気になると、患者様ご本人の疼痛などの身体的な症状の他、精神的、社会的、スピリチュアルな苦悩（全人的苦痛といいます）を患います。またご家族も同様の苦悩を抱えるようになります。これらを評価し対応を行っていくことで、全人的苦痛を和らげていくアプローチです。がんと診断されたときからのケアといわれています。

緩和ケアチーム活動

がんなどの病気になったときの苦痛、苦悩は様々で、その対応には医師、看護師以外のメンバーの知恵も必要で、依頼のあった入院患者様にチームとして対応しています。
回診は1回/週程度、必要時適時回診や病棟カンファへの参加
メンバーは医師、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士、地域医療連携室、医事課など
疼痛などで専門的な加療が必要な時は、当院のペインクリニックに神経ブロック等を検討して頂いたり、当院では放射線設備がないため、設備のある医療施設に緩和的照射を依頼したりしています。